診断実践協会

企業向け

診断実践協会は、事業(会社)と士業(専門家)をよりスピーディで丁寧な縁結びに導くことを目的とするコミュニティー運営機構です。

活動記録 TOPICS

企業診断_社長ヒアリング・工場見学を実施しました!

先日、製造業の企業様にて、社長ヒアリングおよび工場見学を実施いたしました。
本取り組みは、企業診断(経営・生産・人事組織・マーケティング・財務)の実施に向けて、現状把握と課題抽出を行うことを目的としています。当協会からは、中小企業診断士を中心としたメンバーが参加しました。

当日は、工場見学(約50分)にてものづくりの現場を拝見した後、社長より会社概要・製品説明をいただき、各担当領域(生産/営業・マーケティング/財務/人事組織)のヒアリングを行いました(約2時間半)。
なお、見学・ヒアリングは社外非公開を前提として実施しております。

■ 工場見学で確認した「一貫対応」と“精度”へのこだわり

同社のものづくりは、切削・熱処理・研削/研磨・検査(案件により組立を含む)までを広くカバーし、高精度案件では素材から仕上げまで一貫して対応できる点が大きな特徴です。

見学を通じて特に印象的だったのは、最終品質に直結する「基準のつくり込み」を徹底されている点です。部品単体の精度だけでなく、組立時の合い・再現性まで見据え、工程設計と検査を含めて品質を作り込む姿勢が随所に見受けられました。

また、高速で反復動作を行う機構部品など、わずかなズレが全体性能に影響する領域において、同社の“精度への執念”が製品価値の中心になっていることを、診断側メンバー間でも共有しました。

■ 社長ヒアリングで見えた、成長の方向性と現場課題

社長からは、創業以来の沿革や、時代に応じて対応領域を広げてきた経緯を共有いただきました。現在は、高速・高精度・高耐久を強みに、顧客工程の安定稼働を支える製品・技術を提供されています。

ヒアリングでは生産面、管理面、外部環境等についての論点も明確になりました。

■ 営業・マーケティングは「技術の伝え方」が次の打ち手に

営業・マーケティング領域では、既存顧客との関係性を重視しつつも、価格競争の激化や営業手法の変化を踏まえ、次の一手として「設計者の心をくすぐる」技術訴求の強化が検討されています。
受注に直結する情報発信の整備がテーマとしても挙がりました。

■ 今後の支援方針

診断実践協会では、同社が有する高度な加工技術と品質づくりの強みを最大限に活かしながら、本日のヒアリングにて再確認させていただいた課題の深掘りと解決策の提案を継続してまいります。

現場で拝見した“精度へのこだわり”を、組織と仕組みによって再現性ある強みに昇華できるよう、伴走支援を進めてまいります。