活動記録 TOPICS
弊協会代表理事・加藤が、JICA中部の2026年度課題別研修「企業経営強化支援(ビジネス開発サービス/アドバンスト・カイゼン)(A)」にて、講師として登壇いたしました。
当日は「中小企業を支援するための経営戦略・マーケティング・財務」をテーマに、加藤が中小企業診断士、元銀行員、ならびに経営者としての実務視点から解説しました。
また、会場では参加者の皆さまから多くの質問が寄せられ、意見交換や議論が活発に行われました。各国から派遣されている皆さまの高い関心と熱量を強く感じる、有意義な研修機会となりました。
講義の主な内容
本講義では、次の観点を中心にお話ししました。
1. 経営の土台:理念とビジョン
企業の成長を支える土台として、経営理念(ミッション)とビジョンの重要性を確認し、理念を起点に将来像を描くことが戦略の具体化につながる点を解説しました。
2. 戦略立案のフレームワーク
PEST、3C、バリューチェーン、SWOT、5フォースなどのフレームワークを用い、外部環境と自社の強みを整理しながら、将来のビジョンから逆算して戦略を組み立てる考え方を共有しました。
3. マーケティング戦略
STPを通じて狙いを定め、4P(製品・価格・流通・販促)へ落とし込むプロセスを整理しました。あわせて、SNSやWebを活用した顧客との関係性づくり、キャズム理論を踏まえた普及戦略についても触れました。
4. 財務視点と支援の要点
損益計算書(PL)だけでなく、貸借対照表(BS)と純資産に着目する重要性を解説しました。また、数値の背後にある「目に見えない資産」(知識・技術・歴史・強み)を掘り起こし、経営戦略に結びつけることが支援の本質である点をお伝えしました。





おわりに
本研修での学びが、参加者の皆さまの各国・各地域における企業支援の取り組みに役立つことを願っております。診断実践協会としても、今後も実務に根ざした知見の共有と人材育成に貢献してまいります。