活動記録 TOPICS
診断実践協会では、企業診断サービスの一環として、建築・設計・不動産を軸に事業を展開する企業様を訪問し、経営者ヒアリングを昨日実施しました。
当日は冒頭から、社長の創業ストーリーやキャリアの転機が次々と語られ、場の空気が一気に温まりました。設計・監督・契約・銀行対応まで現場で積み上げてきた経験や、独立に踏み切った当時の判断、そして「建築を通じて世の中をより良くしたい」という想いが、言葉の端々から伝わってきました。
事業は「設計監理」「工事(リフォーム含む)」「不動産」の三本柱。特に設計監理については、相場環境の中で管理料が確保しにくい一方、責任やリスクは設計者に集中しやすいというリアルな課題が共有され、参加メンバーからも質問が相次ぎました。単なる“業務の説明”に留まらず、「なぜその受け方が最も価値提供につながるのか」まで深掘りできたのが印象的です。
財務・集客の話題に移ると、売上の見え方は工事計上のタイミングで上下しやすいこと、利益率改善は単価設計の見直しと事業転換が転機になったことなど、数字の背景がクリアに整理されました。さらに、広告宣伝費の投下は“勢い任せ”ではなく、人に会う営業の限界を踏まえた「メディア活用」という戦略である点が語られ、議論がぐっと前のめりに。
今後は、モデルルームを拠点に「建てる→公開する→売却する」を毎年回し、建築過程を動画で追う企画なども組み合わせて集客を強化する構想が示されました。一方で、現場監督(施工管理)の体制強化が成長の鍵になるという課題も明確になり、強みと改善テーマが同時に浮き彫りになったヒアリングとなりました。


診断実践協会としては、本日のヒアリングで浮かび上がった強みと課題をもとに、次回の提案を“実行できる形”まで磨き上げていきます。3月実施予定の経営診断「報告会」では、経営者の意思決定が一段進む時間にするために、現場管理体制・プロモーション体制・モデルルーム起点の成長シナリオを軸に、成果へ直結する打ち手を持ち込みます。
報告会当日まで、ここからが本番。協会一同、最高の走りで仕上げてまいります!