診断実践協会

活動記録 TOPICS

診実会 会員活動レポート:荒川佳大氏の独立開業準備を全面サポート

独立開業に向けた明確な事業戦略

荒川佳大氏は、長年の製造業支援経験を活かし、2025年2月の独立開業に向けて着実に準備を進めています。
ビジネスモデルの骨格は「集客」「成約」「商品」の3要素で構成され、当面はコンサルティング事業と研修事業を二本柱とする明確な方針を打ち出しています。B2C領域は将来的な展開に留め、まずは法人向けに集中する戦略です。


セミナーとコミュニティによる顧客獲得の仕組みづくり

荒川氏は、セミナーとコミュニティを集客の「フック」として位置づけています。
11月には「職場改革セミナー(名古屋・東京)」を開催予定で、テーマは「中小製造業が大手システムメーカーから選ばれ続け意」。実践的な学びを提供します。
さらに、オンライン勉強会コミュニティを開設し、事業転換に成功した企業の研究や企業訪問を通じて経営者同士の学びの場を形成。
これらの活動を通じて得たリードを、個別相談や共同プロジェクトへと発展させる仕組みづくりを進めています。


実績に裏づけられた現場改善力

荒川氏は過去に、赤字が続いていた板金製造業(年商1千万以下)を対象に、年間約500万円の利益改善を達成した実績を持ちます。
改善施策は、電力使用量の見直し、端材販売の収益化、工場稼働日の最適化など多岐にわたり、経営層・現場双方を巻き込んだ実践型支援を展開しました。
この成果は企業名公表の許可も得ており、今後ホームページで紹介される予定です。


デジタル発信とブランディングの強化

ウェブ戦略では、ホームページとYouTubeを二大基軸に据え、荒川氏個人の信頼性とブランド価値を高める方針です。
ホームページはサービス内容や実績を網羅する「情報の受け皿」として、11月末の完成を目指して制作が進行中。
YouTubeは「動画版ホームページ」として、セミナー冒頭の録画や解説動画を資産化し、Facebook・X(旧Twitter)などのSNSから誘導する設計としています。
初回投稿では、荒川氏自身が登壇する自己紹介動画で信頼構築を図る計画です。


診断実践協会の連携と案件支援

診断実践協会では、荒川氏を中心とした製造業専門チームと連携し、協会に寄せられた製造業向けの支援案件を活用して実績づくりを進めています
今後は、製造業3社を対象に、現場調査や提案活動を通じてチームとしての体制強化と成果創出を図っていきます。


今後の展望と支援方針

今後は以下のアクションが重点課題として設定されています。

  • コンサルティングメニューの松竹梅構成の策定
  • 11月セミナーの完成度向上(ワーク型内容を含む)
  • 自己ブランディング用動画の準備
  • ホームページの公開とYouTube同線の整備
  • 製造業案件へのチーム対応による実績づくり

診断実践協会としても、荒川氏の独立開業を「協会発の成功モデル」と位置づけ、人的ネットワーク・デジタル発信・信用補強の三面から支援を継続してまいります。


📢 編集後記
荒川氏の取り組みは、「製造業に強いコンサルタント」という専門性を基盤に、デジタルと現場の両輪で価値を提供する好例です。
診実会としても、こうした挑戦を積極的に共有し、次世代の独立支援モデルとして体系化していきます。