診断実践協会

企業診断を受けた企業代表者様の声

中小企業の経営には、日々の業務に追われるなかで自社の課題や将来像を見直す余裕がないことが多くあります。診断実践協会では、そうした経営者の皆さまに寄り添い、専門家チームが第三者の視点から企業診断を行っています。
本日は、実際に診断を受けられた企業代表者様の「率直な想い」と「学びの体験」をご紹介します。診断を通じてどのように気づきを得て、今後の方向性を見い出されたのか。その声には、多くの経営者にとって参考となるヒントが込められています。


有限会社 元祖鯱もなか本店
 代表取締役 古田 花恵 
 専務取締役 古田 憲司 


診断を受ける前の状況ときっかけ

数年以内の「売上目標」を具体的な数値で掲げて経営課題とし、現状のままでは達成が難しいという危機感から診断を申し込みました。経営を次のステージへ進めるための突破口を求めていました。


診断で得た提言と気づき

1. 多言語対応とSNS活用

  • 外国語のホームページ作成やSNS展開の提案を「競合他社より抜きん出る施策」として高く評価しました。特に英語やアジア圏対応の必要性を強く感じています。
  • 若手社員にSNS運用を任せ、インバウンド需要への対応も視野に入れるべきとの認識を持ちました。
  • 「すぐにでも取り組める」と実感しており、まずは一歩を踏み出したいと前向きに考えています。

2. IT導入と業務改善

  • IT活用の必要性を感じていたものの、形式的なシステム化よりも「すぐにできる工夫」に価値があると気づかされました。
  • 5Sや現場改善については難しさを感じながらも、「やり方を変える必要性」を理解しました。朝礼や週次ミーティング、ホワイトボード整理など、無理のない範囲から改善を少しずつ進めていきたいと考えています。

3. 成果共有とモチベーション向上

  • 成果を社員と共有することが「励みになる」と実感しました。また、横のつながりによって情報が広がる可能性にも期待しています。。
  • SNS運用を一人に任せきりにせず、複数人で分担することの重要性も認識しました。

診断結果への全体的な印象と今後の取り組み

  • 「誰が実行するのか」という課題は残るものの、診断結果を「実行できれば大きな効果がある」と前向きに評価。
  • 採用や育成の難しさを踏まえ、OJTによる実践的な教育や、既存社員の強みを活かした役割分担を模索していきます。
  • 小さな成功体験を積み重ね、報告書の活用を通じて経営改善を進めたいと考えています。

他者への推奨

幹部のいる会社にこそ、この企業診断をお勧めします。また、一度きりで終えるのではなく、売上目標達成後や数年後など、節目のタイミングで繰り返し診断を受けることが、次の目標設定や成果につながると実感しています。


まとめ

今回の診断は、具体的な課題解決のヒントと行動計画のきっかけを与えるものとなりました。特に 多言語化とSNS活用 においては、すぐに取り組める行動指針が得られた一方で、実行体制づくりという課題は残されています。

それでも、診断結果を前向きに捉え、「小さな一歩から始めたい」とする経営者の声は、同じ悩みを抱える他の企業にとっても力強い励ましになるでしょう。

診断実践協会は、これからも一社一社に寄り添いながら、未来を切り開く経営の伴走者であり続けます。経営に迷いを感じたとき、ぜひ私たち診断実践協会にご相談ください。

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